天鳳は2006年にサービスを開始し、登録ID数が450万を超える国内最大規模のネット麻雀です。
会員登録の必要もなく手軽に始めることができて、無駄な表示や機能なども一切ないので、「ひたすら麻雀を打ってより上の段位を目指したい」という方に向いています。
また、段位によって卓が分かれているので、自分の実力に近いプレイヤーと真剣な麻雀を打つことが可能です。
天鳳における高段位は、ネット麻雀の中でも強さの指標とされるほど認められています。
本記事では、天鳳がどのようなゲームか、その特徴や実際にプレイした感想、どんな人にオススメのゲームかご紹介します!
天鳳の特徴
まずは、天鳳がどのようなゲームなのか、その特徴を以下の項目に分けてご紹介します!
- 手軽に始められる
- シンプルなグラフィック
- ゲームシステム
- 料金体系
- 対応端末
手軽に始められる
天鳳はWebブラウザ版とインストール版がありますが、Webブラウザ版の場合、会員登録の必要なくすぐに始めることができます。
サイトにアクセスをして、希望するプレーヤー名を入力するとIDが発行され、すぐにゲームを開始することができます。
Webブラウザ版でもインストール版とほとんど遜色なく快適にプレイすることが可能です。
シンプルなグラフィック
近年、よりリアルなグラフィックを追求した麻雀ゲームが流行っていますが、天鳳はかなりシンプルです。
シンプルと言っても古臭いといった意味合いではなく、徹底的に無駄を排除した作りになっています。
アバターやアイテムなどの要素はなく、ひたすらに麻雀を打って昇段を目指したい方に向いているでしょう。
他の麻雀ゲームに比べ持ち時間も少ないので、どちらかと言えば中級者以上向きな気がします。
ゲームシステム
天鳳の段位は、新人(10級)から始まり1級、初段~十段、天鳳位と計21の段位に分かれています。
そして、実力に応じて卓が分かれています。
卓は「一般卓」「上級卓」「特上卓」「鳳凰卓」に分かれています。
自分の段位によって打てる卓が変わるので、より真剣な麻雀対局をすることができます。
これにより初心者がいきなり上級者とマッチングしてあっけなくやられる、ということもなく、自分の実力に合った麻雀を楽しむことができます。
この仕組みにより、自分より格下の相手とばかり対戦をしてポイントをためる、ということができないので、天鳳の実力はネット麻雀の中で最も信頼できる指標とされています。
事実、2006年にリリースを開始して15年以上たちますが、最高段位である「天鳳位」の数は2021年現在で19人しかいません。
また、天鳳のゲームシステムの特徴として、段位を取得するためのポイント配分があげられます。
1位と2位はポイントがプラスになり、3位はプラスマイナスゼロ、そして4位はポイントがマイナスとなります。
つまり天鳳はラス回避が非常に重要な麻雀ゲームとなります。
さらに段位があがるごとにラスを引いた時のマイナスが大きくなるので、上の段位ほど昇段が難しくなります。
料金体系
天鳳は基本プレイ無料です。
ですが、以下の機能を利用する場合は、月額540円もしくは720円の月額料金が必要になります。
- 鳳凰卓他での対戦
- 有料版クライアントでの対戦
- 牌譜をファイルに保存する
- Webアプリ版での予約制限を解除する
要するに上位卓でのプレイやインストール版でのプレイは基本的に有料版に登録する必要があります。
ですので、Webブラウザ版である程度のところまでは無料で十分に遊ぶことが可能です。
対応端末
- パソコン版 (Windows、Mac)
- モバイル版 (iOS、Android)
天鳳はパソコン版とモバイル版、両方に対応しています。
天鳳をやってみた感想
天鳳を実際にプレイした感想を、以下の項目に分けてご紹介します!
- グラフィック
- あがった時
- オート指定
グラフィック
実際に卓に入りプレイしてみました。
グラフィックはかなりシンプルで、無駄な表示が一切ないのですぐに馴染むことができました。
最近の麻雀ゲームでよくある機能として、ドラが光ったりツモ切りが暗転したり、牌にカーソルを合わせると関連牌に色がついたりなどの初心者アシスト機能がありますが、天鳳はそういったアシスト機能なども一切ありません。
また持ち時間が5秒+10秒など、他のネット麻雀に比べると持ち時間が少し少ないので、そういった点からも初心者向きではないと感じます。
逆に言えば「シンプルに麻雀の強さだけを追求してひたすら打ちたい!」という方には、無駄な演出やアイテムなどもないので非常に向いていると思います。
ちなみに画面中央にカーソルを合わせると、このように「相手との点差」に表示が切り替わります。
わざわざ点差表示などの機能をクリックする必要がないので非常に楽です。
あがった時
実際にあがった時はこのような画面になります。
画面中央に翻数や点数、点棒の移動の表示が出て、非常にシンプルで分かりやすくなっています。
他のネット麻雀と違い、ある程度卓の状況を把握しながら結果が見れるのも利点だと感じました。
オート指定
鳴きありにしておくことで、鳴ける牌が出た時はこのように鳴き指定の表示がでます。
その他にも画面右下のメニューから、「自動和了」「ツモ切り」「鳴かない」「自動理牌」のオンオフが可能です。
どんな人におススメ?
天鳳は全体的に初心者向きというよりは、ネット麻雀や麻雀自体に慣れている中級者以上の方に向いていると感じます。
その理由は前述したとおり、初心者アシスト機能のようなものが一切なく、持ち時間も他のネット麻雀に比べると少し少ないからです。
ですが逆に、「ひたすら麻雀を打ってより上の段位を目指したい!」というストイックな方にとっては、無駄な表示や機能がないシンプルな天鳳は向いていると思います。
もちろん初心者の方でも段位によって卓が分かれているので、いきなり上級者と当たってあっけなくやられる、ということもないので、やりながら慣れるのもありだと思います。
上位卓やインストール版でがっつりやるには月額料金が必要となりますが、ある程度のところまでは無料でプレイができるので、とりあえず試してみるのもありだと思います。